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6.出来事と感情の関係とは事例①~③

6.出来事と感情の関係とは

(1)出来事と感情の関係について【事例1】

「感情」は「出来事」ではなく、過去の常識や価値観による「自動思考(心のつぶやき)」により引き起こされるということですが、具体的な事例で見てみましょう。

例えば女性部下が妊娠をした、という出来事に遭遇した場合、怒りの感情がわいてきて、女性部下に「仕事と両立するのは大変だから、家庭に専念したらどう?」という言動をとったケースでは、「女性部下が妊娠をした」という出来事に遭遇したときに、「女性は家庭を守るべきだ」「出産育児する社員には仕事を任せられない」という、その人の過去の常識や価値観による捉え方が影響して、怒りの感情がわき、結果として女性部下に「仕事と両立するのは大変だから、家庭に専念したらどう?」という言動が引き起こされています。

この「女性は家庭を守るべきだ」という捉え方は、性別役割分担意識に影響を受けた捉え方です。また、「出産育児する社員には仕事を任せられない」という捉え方は、長時間労働ありきの働き方という意識に影響を受けた捉え方になります。

(2)出来事と感情の関係について【事例2】

また、別のケースをみてみましょう。男性部下が育児休業を取りたいという出来事に遭遇した場合、怒りの感情がわいてきて、男性部下に「男は仕事で成果を上げるべきだから休むべきではない」という言動をとったケースでは、実は、「男性部下が育児休業を取りたいといった」出来事に遭遇したときに、「男性は育児をすべきではない(育児は女性の仕事だ)」「仕事で成果を出すには長時間労働すべきだ」という、その人の過去の常識や価値観による捉え方が影響して、怒りの感情がわき、結果として男性部下に「男は仕事で成果を上げるべきだから休むべきではない」という言動が引き起こされます。

この「男性は育児をすべきではない(育児は女性の仕事だ)」という捉え方は、性別役割分担意識に影響を受けた捉え方です。また、「仕事で成果を出すには長時間労働すべきだ」という捉え方は、長時間労働ありきの働き方という意識に影響を受けた捉え方になります。

 

(3)出来事と感情の関係について【事例3】

また、パワハラのケースをみてみましょう。男性部下が仕事でミスをした、という出来事に遭遇した場合、怒りの感情がわいてきて、男性部下に「そんなことも出来ないとは何事だ!」という言動をとったケースでは、実は、「部下が仕事でミスをした」出来事に遭遇したときに、「部下は厳しく育てるべきだ」という、その人の過去の常識や価値観による捉え方が影響して、怒りの感情がわき、結果として男性部下に「そんなことも出来ないとは何事だ!」という言動が引き起こされます。

この「部下は厳しく育てるべきだ」という捉え方は、指示命令型マネジメントに影響を受けた捉え方になります。

(4)ハラスメント的言動のコントロール方法とは

(事例1)~(事例3)からもわかるように、最終的な言動は、自動思考(心のつぶやき)によって引き起こされています。したがって、自動思考を意識してコントロールすることができるようになると、ハラスメント的な言動を取らない選択をすることが可能になります。

出来事をコントロールすることは、不可能です。また、感情をコントロールすることも難しいことです。しかし思考をコントロールすることは可能です。いままで無自覚だった自分自身の「自動思考(心のつぶやき)」を意識してコントロールすることで、結果として出来事や感情に反応せずに、自分で自分の言動を選択できるようにすることが、ハラスメント的な言動を減らすということにつながります。

 

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